【PJCS2025本戦60位/ライブ決勝大会25位】隠密瞑想ミライドン+自己暗示黒馬~蝶の舞ウルガモスを添えて~

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はじめに

2025年5月11日に行われた、ポケモンジャパンチャンピオンシップス2025(以下PJCS2025)本戦、6月21日、22日に行われたPJCSライブ決勝大会で使用した構築記事になります。
最終的な結果はタイトル通りです。
世界大会(以下WCS2025)のルールがオープンチームシートBO3形式という事でこれまでのルールと異なる事もあり、構築を一から組みなおす事にします。ですので今回公開に踏み切った次第です。
レンタルチーム、構築経緯、各種個体解説までは当時noteにて無料記事として公開していました。
構築の動かし方、各種伝説に対する選出はキモとなる部分であることから有料記事として公開したものの、大して購入される事はありませんでした笑
今回、自分のブログに再移管させて公開する都合、有料記事部分も無料で公開します。

少々読みにくさを感じたので再度構成を練り直し、自身のブログで上げなおすこととしました。

レンタルチーム

本戦構築仕様 レンタルコード:8BPKQW

個人的にはクローズドチームシート向け

ライブ決勝大会構築仕様 レンタルコード:P7GYGN

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個人的にはオープンチームシートでもいけるように意識

手っ取り早く努力値配分が見たい方向け

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環境把握と構築経緯

黒馬を使う事にした経緯

圧倒的な高種族値であるCとS、相手を倒す度にC上昇する特性、攻撃をしつつ、アンコールや金縛りによる妨害も出来る黒馬がTopTierである事は言うまでもないと思った。
またレギュGで多かった、要介護をしつつ、主軸も担う必要があったのがサポートにシフトできる点が大きいと思った。
どんな役割であれ、黒馬を軸にすれば上からの圧力でいくらでもなるというのが第一印象だった事から使い得であると感じた。

私が予想したレギュI初期環境

伝説2体環境による全体的な火力上昇
・ガチトリルが減るのでは?
・コライドンの晴れやミライドンのエレキフィールドを活用したアグロ構築の方が多い
ザマゼンタ、ルナアーラ含む、ワイドガード持ちが重要性を持つ
・シーズン開始からわずか11日での本戦、1ヵ月半後のライブ大会という日程を考慮。
 ⇒未成熟の環境であると予測。
  ライブ大会TOP8決定まではCTS BO1の特性上、初見殺しの要素が重要になる。

先述の通り、黒馬はまず入れ得だと思った。
型は特に決めずに環境に合わせて柔軟性を持たながら考える。
一緒に組む伝説ポケモンをそれぞれミライドン、コライドン、ザマゼンタ、テラパゴス、ザシアン、カイオーガと考えた時にまずは仲間大会で感触を確かめる事にした。

黒馬のペアとして使った各伝説ポケモンの所感

ザマゼンタ
・黒馬と組ませる上で相性補完が優れ、TOP Tier筆頭候補。
・ワイドガードをするか、ボディプレスをするかの読みを毎回しなきゃいけない
 →長丁場に向かない
・対策をされることも多いから、プレイングのうまさが求められる
・ウルガモスがとにかく重い

コライドン
・古代活性を活かす事で高速アタッカーのアグロ構築寄り
・パーティの構築特性上、高速アタッカー2枚故の低耐久により、ガチトリル白馬対面が非常にしんどい

ザシアン
・剣盾と比べるとさらにガオガエンを呼びやすい環境
・スカーフ水ウーラオスが多い点や素の状態で黒馬から上を取られやすい
・ナーフされて正直剣盾の頃のように活躍する場は限定的

テラパゴス
・ザマゼンタが多い環境である特性上、テラパゴスを介護しないと難しい
・テラスをしちゃうとワイドガードで止まる事から、ザマゼンタの早急な処理or鬼火による弱体化、ヤバソチャ等と組ませて止める等の対処が必要
※正直文献が少なすぎて努力値配分の正解がよくわからなかった

カイオーガ
・テラスや追い風でサポートすればどうにかなるが、ゴリランダーやミライドンなど向かい風となるポケモンが多過ぎる
・主力技の 命中不安が生理上ムリ
※蓋を開けたらまさかの勝ち馬とは思わなかった

ミライドン
・もともと予選時ミライドンを使っていたこともあり、自分にとっては一番しっくりくる感触
・こだわりメガネ運用がレギュGと同じく相変わらず多い環境
 ⇒予選と同じく引き続き隠密瞑想パラボラ型で考える事にした

一般ポケモンの経緯

ウルガモス
どうしても黒馬、瞑想パラボラミライドンだと分かった瞬間に、ワイドガードを撃ちたくなるのがザマゼンタの強みである。
処理を完遂する上で対ザマゼンタ入り構築には入れ得だと思った。
また多くの黒馬ザマゼンタ構築は以下の構成である事が多く、
パオカイ⇒特性による火傷の可能性、
やはり、モロバレルでは受けは出来ても処理までは出来ないと思うので攻めの姿勢を見せる上ではウルガモスは優秀だと思った。
受けと処理を兼ね備え、あわよくばザマゼンタにテラス択を押し付ける事も出来る点が優秀だと思った。

オーロンゲ
隠密瞑想を活かすにはやはり壁貼り役が重要。
予選の技構成から変更することした。
予選時:ソウルクラッシュ、挑発、リフレクター、光の壁
本戦時:電磁波、捨て台詞、リフレクター、光の壁
背景は以下2点。
①電磁波によるS操作と状態異常で相手の動きを止める動きが強い。
 特に同速勝負を強いられる黒馬に有用だった。
 ただ環境に3割程いる悪テラス黒馬には頭を抱えた。
②オーロンゲはCTS上であれば電磁波等を嫌い、早めに処理されることが多い。
 ゆえに攻撃技を持っていてもそんなに価値はない。
⇒だったらノーウェポンにし、またワイドガードや守られる場面でもミライドンの回復リソースに当ててしまう形がベターだと思った。
中にはガオガエンで鬼火や捨て台詞で更なる弱体化を図る人もいたことも付け加えておく。

上記4体に最初は寿司(妖テラヘイラッシャ+シャリタツ@どくどくだま)を入れて運用をしてみた。
感触は以下
・ゴリランダーやミライドン、タケルライコを呼び寄せる
 ⇒ヘイラッシャにテラスを切らざるを得ないケースが多い
・ヘイラッシャが倒された後にミライドン、黒馬にテラス択が残っておらず、負けに直結する
・寿司を入れる都合、ミライドンが積めない
・一方で黒馬が自己暗示でヘイラッシャの能力上昇をコピー出来たら最強黒馬が完成する
※ロマンギミックパーティでおなじみのパデック氏がこの完成系に近いものを上げていたが、所詮ロマンギミックなのである。


 https://www.youtube.com/watch?v=4FSHh7NtMiw

 
寿司はフィニッシャーとしての役割を持たせる方が理に適っている一方、瞑想ミライドンは個人的には外すことが出来ないと痛感。

ここで整理されたこととして自分がやりたい事は大きく分けて以下2点となった
①ミライドンの瞑想、ウルガモスの蝶の舞で能力上昇させながら、どちらかの上がった能力を黒馬が自己暗示して能力コピーする動き
②ウルガモスは状況に応じて、怒りの粉でミライドンをサポート
黒馬、ミライドン、ウルガモス、オーロンゲ、までは確定し、あとは自由枠で調整を実施。

1つ目の補完枠:ガオガエン
黒馬やミライドンを使うとなると瞑想テラパゴスが重く、出来れば流せる役が必要だと感じた。
積み構築を使っていると一番嫌だと思う事は「瞑想を積めない状況・盤面を作らされる」事である。
その一つとして挑発やアンコールを使う事であるが、実はアンコールは瞑想使いとしてはむしろありがたいくらいで、アンコールの使い手を倒してしまえば後は特級呪物が完成するだけである。
それ以上に手痛いのは吹き飛ばしや吠えるで退場頂くのが一番精神的に来る事を身を持って知っているので、それをしてしまうのが一番良い。
そうなった時に一番手っ取り早いのが予選でも使用していたガオガエンである。
予選と変えた点は黒馬がレギュG以上に増える事を予想し、オボン⇒ゴツメ、技も捨て台詞⇒とんぼ返りに変更した点である。

2つ目の補完枠:原種ガチグマ
5/5開催のMilwaukeeリージョナルで優勝した20亮亮選手の構築が日本時間の5/6以降増えており、 対処に非常に苦労した。自分自身も原種ガチグマを投入してほぼミラーマッチを制する方針でパーティが完成した。

各個体解説

黒馬バドレックス

@呪いのお札、性格:臆病、テラス:悪
努力値配分:H180,B44,C20,D12,S252
調整意図・・・S:最速、HB:テラスなし水ウーラオスの水流連打確定耐え、CD余り
アストラルビット、悪の波動、自己暗示、守る
役割:自己暗示で上がった能力をコピーした後のフィニッシャー、先発で出す事はほぼない。
悪テラスはいたずらごころによる妨害阻止とミラーで耐性をつけるため
先発で出る事はほぼなく、ミライドンもしくはウルガモスの能力上昇を自己暗示し、後はアストラルビットガン決め。
ワイドガード持ちが残った際(特にルナアーラを意識)の対応とテラスとのシナジーが高い悪の波動を採用した。
最初はサイコキネシスやサイコショックで運用していたが、パーティの特性上使う機会が少なかった事で悪の波動に決まったという経緯もある。
パーティの都合、襷が余っているが、それ以上に自己暗示が読まれる事は少なく、アストラルビットの威力を上げる事が出来る呪いのお札にした。
命の珠だと珠ダメージ込みでスカーフ水ウーラオスを受けきれない可能性を考慮した。
 

ミライドン

@隠密マント、性格:臆病、テラス:フェアリー(本戦時)、電気(ライブ大会)
努力値配分:H252,B76,C52,D4,S124
調整意図・・・S:準速135族抜き、H耐久指数最大化、B:壁込みでA226白馬バドレックスのブリザードランス99.5%で3耐え
本戦時技構成:パラボラチャージ、竜の波動、瞑想、守る
ライブ大会時技構成:パラボラチャージ、竜の波動、瞑想、イナズマドライブ
役割:エース
予選時から努力値配分を変更。
ミラー対面でS110族抜き調整では初手でテラスを切らない限り、妖テラス マジシャを2耐え出来ないケースが散見された事から、少しでも多くのメガネミライドンよりも上を取れる状況を作るべく、だびでさんが公開していた隠密瞑想ミライドンの配分に変更。
また、初手から積極的にテラスを切って、ミライドンを生存させることを意識した。
フェアリーテラスは白馬対面を意識し弱点を消すため。
電気テラスでもよいのでは?という意見も出そうだが、本戦の頃は白馬の10万馬力を誘発させやすく、ウルガモスによる妨害なしでは非常にしんどいと思った。
また、コライドン、ルナアーラ軸の初手対面はハバカミ+コライドンである事がほぼ確定していた為、初手から妖テラスを切ってマジシャがありそうな雰囲気をチラつかせコライドンにテラス択を押し付け、パラボラチャージが通りやすい状況に誘導する動きを取っていた。
また竜の波動としたのはマジシャだとワイドガードで詰むので、その状況を少しでも回避することを意識。
正直ザシアン構築はしんどいのが本音。

ライブ大会で電気テラスに変えた経緯
6月8日開催のVictory Roadでザシアン、カイオーガ構築が活躍した都合、ザシアンのN数が体感増えた事に起因。
妖テラではザシアン対面で初手じゃれつくは耐えても二手目のきょじゅうざんで一貫性が出てしまう事からパラボラチャージの威力を上げられるという点から変更する決心がついた。
グラードン対面が非常にしんどいが、グラードンのN数よりザシアンのN数の方が多いのでやむを得ないと思った。
ちなみにA237白馬の10万馬力であればリフレクター込みで乱数2発であり、パラボラチャージで回復しながらであれば大丈夫と判断した点と宿木型が増えた事も追い風だった。
また、パラボラチャージは相方も巻き込む都合、巻き込みたくないけど電気技を撃ちたい場面が何度かあり、思い切って守るを切ってイナズマドライブに変更した。

ウルガモス

@食べ残し、性格:ずぶとい、テラス:草
努力値配分:H132,B252,C60,D20,S44    
調整意図・・・H:16n+1(食べ残し効率最大化)、B:極振り、D:B=Dとなる数値、S:蝶の舞1積みで準速135族抜き抜き、C:余り
炎の舞、ギガドレイン、蝶の舞、怒りの粉
役割:裏エース、ミライドンや黒馬のヘイト集め
ギガドレインのシナジーを生むため草テラス。
黒馬の自己暗示先としてはウルガモスの方がSも上がる事から、そちらの方がありがたいと思っている。 

オーロンゲ

@光の粘土、性格:慎重、テラス:ゴースト
努力値配分:H252,B164,D52,S36   
調整意図・・・HB:水ウーラオスの水流連打確定耐え、S:ガラルマタドガス意識、D余り
捨て台詞、リフレクター、光の壁、電磁波
役割:壁貼り役、妨害役
PJCS予選と配分は変えていないが、レギュGと比べると挑発を受けるケースよりも電磁波撒きを嫌って狙われることが多く、さっさと退場することの方が多かったので敢えてノーウェポン。
可能であれば電磁波や捨て台詞を撃って後続につなぐ動きを意識した。
あとは相手にワイドガードを撃たれた際の臨時回復リソースとして使う事も多く役立った。

ガオガエン

@ゴツゴツメット、性格:のんき、テラス:虫
努力値配分:H252,B196,D60
調整意図・・・HB:ザマゼンタのB+1ボディプレスをリフレクター込みで確定耐え、D:余り
猫だまし、はたきおとす、とんぼがえり、吠える
役割:黒馬への打点+物理アタッカーへの威嚇妨害、瞑想テラパゴス使いの心を折る
PJCS予選と同じ努力値配分だが、捨て台詞は万が一挑発を撃たれた時の事を加味し、腐らせないためにとんぼ返りで後続に繋げる動きを意識。

ガチグマ

@かえんだま、性格:ゆうかん、テラス:ゴースト※S0個体
努力値配分:H140,A252,B8,D104    
調整意図・・・H:16n-1(火傷ダメージ最小)、A:最大火力を出すため極振り、D:EF下C205ミライドン流星群、C207妖テラルナアーラのムーンフォースを壁込みで確定耐え、B余り
からげんき、ぶちかまし、瓦割り、守る
役割:Milwaukee RG優勝構築対面のピンポイント枠で採用し、努力値配分も20亮亮選手のガチグマと同じ。
なぜこの配分にしているのか、自分なりに言語化したら上記の形になった。 トリルパーティにも出来る限り出していき、テツノカイナや白馬を粉砕してくれた神。
パラボラチャージで巻き込まれないのもポイント。
地震にしなかったのは、ワイドガード対策と壁構築ミラー相手に瓦割りで心を折る為
 ※実際の優勝構築はミライドン、ルナアーラともにCの実数値は違います。

構築の動かし方、立ち回りについて

基本選出


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモス+黒馬

オーロンゲで壁を貼りつつ、ミライドンは瞑想を出来れば2回積み、その間に受けたダメージを3ターン目で回復する動きです。
またオーロンゲは両壁を貼ったらさっさと退場する事を意識し、捨て台詞を撃つかミライドンの回復リソースに使います。
次はウルガモスを出して今度は蝶の舞を積みます。ここまで来るとほとんどの相手はどっちから先に手を付ければいいのかわからなくなり、まずはミライドンを止めに来ます。
それでもウルガモスも硬くしてあるので、どうしようもなくなり、最終的に黒馬が自己暗示をして全抜きを図る動きをして、相手は本当に何もできなくなるという流れです。
 
以下、それぞれの伝説2体を想定した動きを書いておきます。

VS黒馬+ザマゼンタ軸

  
先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモス+黒馬
黒馬ザマの場合、多くの場合がゴリランダー入りである事が多いです。
よくある初手がゴリラ+ザマで組んでくるパターン。
この時は大多数がオーロンゲ方向に猫だまし+ヘビーボンバーで壁を貼らせない動きを取ってきます。
オーロンゲはウルガモスに引くことで両方を受けに行きます。ここで、ザマゼンタが火傷すれば儲けものです。
ミライドンは瞑想を2回積みましょう。壁なしでもボディプレスは1回は耐える仕様です。
ウルガモスも同様に蝶の舞を1回、出来る事なら2回積みに行きます。
基本的にはウルガモスを生き残らせることを意識していきます。
ザマゼンタにテラスを切らせることが出来ればヨシ、黒馬に使わせないようにする事が重要です。

VSザシアン+カイオーガ軸

   
先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモスorガオガエン+黒馬
ザシアンが先発で来る事が多いです。ミライドンをさっさと処理してカイオーガを安定的に出したい思いがあると思います。
なお相手視点、ミライとザシアンのS関係で動きが変わってきます。
ミライ>ザシアンの場合⇒ザシアン初手守る
ミライ<ザシアンの場合⇒ザシアンじゃれつく
基本はミライドンにテラスを切る択が安定となります。
ただ悩ましいのが、裏にパオジアンがいる場合です。
そのような場合は盤面に合わせて、カイオーガ対面か裏にいる場合かでミライドンの居座りかウルガモス引きも視野に入れるようにしましょう。

VSミライドン+白馬軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモス+ガチグマor黒馬
テラスを切るのは基本的にミライドンになります。
ミライドン対面だろうが、白馬対面だろうが、初手からミライドンにテラスを切る形で構いません。
出来る限り瞑想を2回積み、両壁を貼った状態でミライドンを生き残らせる方向で闘いましょう。
オーロンゲは両壁を貼ってしまえばお役御免なのでパラボラチャージの回復リソースに使ってしまいます。

VSミライドン+ルナアーラ軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモスorガオガエン+ガチグマ
ガオガエン、ガチグマがいる事が多い事から、黒馬を選出することが最も少ない構築です。
基本的にミライドンで2回は積んでパラボラチャージで回復しながらの戦いになると思います。
この戦いでのポイントは自分側はミライドンを生き残らせつつ、ガチグマを大事にすることです。
ルナやミライよりも先に相手のガチグマを威嚇や捨て台詞で弱体化させながら処理させてしまうことを最優先に闘います。

VSコライドン+ルナアーラ軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモス+ガチグマor黒馬
ほとんどの先発がカミ+コライの組み合わせで出てきます。
オーロンゲは光の壁⇒リフレクターの順番で対応するようにしましょう。
ほとんどの場合、カミがオーロンゲ方向にムーンフォースを撃ってきます。
光の壁なしに耐えられないのでリフレクターは後回しでOKです。
ミライドンは瞑想でも積んでおきましょう。
もし万が一、オーロンゲ集中されてしまい、リフレクターが貼れなかった場合は、ウルガモスを盾にミライドンを生き残らせる方向で闘いましょう。

VS黒馬+テラパゴス軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ガオガエン+黒馬orウルガモス
この類の構築は高い確率でテラパゴスが瞑想を積んできます。
ここでガオガエンの出番です。このためのガオガエンなのです。
オーロンゲの捨て台詞でテラパゴスを弱体化させながら、後続のガオガエンに繋げます。
ガオガエンは吠えましょう。これで相手の試合プランはほぼ崩れます。
悩ましいのはオーロンゲ入りの構築です。この類の構築は間違いなくうそなき型だと思われます。
ガエン+オーロンゲで入ってテラパゴスを弱体化させましょう

VS白馬+カイオーガ軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモス+ガチグマor黒馬
白馬を初手に出してきて出来る限りミライドンにテラスを切らさせる動きを取ってきます。
そこは致し方ないので相手の思う方向に乗ってやりましょう。
初手は白馬はトリックルームを張るので一回積む余裕はあるはず。
2回瞑想を積めば、後はパラボラチャージで回復しつつ白馬を撃破出来るはずです。
ちなみに以前エリザベートさんに当たった時はビビってミライドンを引いてしまいました。テラスを切ってもブリランにしろツタこんぼうにしろ耐えるので居座り瞑想をすりゃ良かったと思いました。

VS白馬+ホウオウ軸


先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:ウルガモスorガチグマor黒馬から選出
対戦であたった事がないですが、ホウオウが後発である事が推察されます。
白馬でテラスを切らざるを得ない状況になると思います。
基本白馬が先発の場合はミライドンにテラスを切らざるを得ません。
あとは白馬+カイオーガ軸と同様の戦い方になります。

VS黒馬+コライドン軸

よくいる、Conaさんの構築であるガラルマタドガス入りの構築である事を想定します。
先発:ミライドン+ガオガエン
後発:ウルガモス+黒馬
初手、基本的にコライドンは猫だまし読みで守ってきます。
たまにヤンキープレイのコライドンが格闘技をガオガエンに撃ってきます。
ガラルマタドガスに吠えるを撃ちましょう。
倒されない限りはガラルマタドガスが退散してエレキフィールドを張る事ができるはずです。
ここからは少々ギャンブルですが、私ならイーユイが出てくる事を祈ります。
この構築の黒馬はアンコール持ちである事が多い事から出来る限り避けたいものです。
だいたい裏にいるのは、黒馬+イーユイorアラブルタケorウネルミナモです。瞑想2回積み+パラボラでほぼ完封できます。

VSミライドン+グラードン

非常に不利マッチです。
まず間違いなくグラードンが先発で出てきます。
先発:オーロンゲ+ウルガモス
後発:ミライドン+黒馬orガチグマ
出来る事なら、グラードンにテラスを切らせる動きを取りたい所です。
岩雪崩もしくはストーンエッジのような岩技を持っている確率が3割ほどという数字は覚えておきましょう。
蝶の舞を1回積めば恐らく炎テラスを切ってきてギガドレインを受けに来るものと推察いたします。
そうなればこっちのもんです。
グラードン入りの厄介さはパラボラチャージで回復できないことですから…

おまけ:今後強くなりたい方へ

順位が悪くてもいいから、構築記事を書きましょう
構築記事を作ってみて、改めての気付きがそれです。
順位が悪かったとしても、それぞれの大会始まる前もしくはランクマが終わる前に構築記事の原案となる文章を作ってみる事を強くお勧めします。
ランクマ4桁だろうが、いいんです!アウトプットを残す事に意味があります
また、大会やシーズンが終わってから構築記事を書けばいいや!とか思ってしまう人いませんか?でも新しいレギュレーションに切り替わるタイミングだったりすると、結局シーズン終了後に書かないです。自分がそうでした。
であれば、いっその事
①なぜこのパーティを作ろうと思ったか
②自分がそのパーティでやりたい事は何か
③そのパーティを使ってて戦いにくかった事
これら3点をあらかじめ言語化する事で、大会前におさらいをするツールにもなりうるのです。
頭の中では分かっていても、意外にアウトプットしてみないと実は分かっていない事、気づいてない事が多くあります。
とある言語化に関する本でも書いてありましたが、「アウトプットできてないと頭の中で言葉がジャグリングしてる状態」になってるそうです。


今回のPJCS2025の期間、予選にしろ、本戦、ライブ大会全てにおいてあらかじめ自分の頭の中の考え、気付きを全てメモして節目が終わったら公開する事を意識しました。
なので、今回の記事も7割は本戦が行われた5/11よりも前に書き終わっています。
また、各伝説別の立ち回りもエリザベートさんの本戦使用構築の記事で使われてた伝説の並びをご拝借して自分で立ち回りを振返って言語化してみました。
おかげでライブ決勝大会でどんなパーティが来てもいいように予め準備を整える事が出来ました。
ランクマの順位が悪くてもいいんです。気付きを残して公開する事で誰かの助けになれば儲けものです。

これを再構築して書き終わったのが2025年10月30日でした。
ほとんどの人がミアレシティでZAに勤しんでいますね笑
でも、すでに海外勢はリージョナルやICに忙しいですし、一部の日本人もリージョナルに参加しています。
チャンピオンズの環境がどうなるかよくわからないですが、SVに近い対戦スタイルになる事は変わらないと思うのでしっかり準備をして来年も日本代表になれるように精進したいと思います。

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