ポケモンダブルバトル S34 最終153位,209位 Sunlight with Walking Wake

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こんにちは、あるいはこんばんは。
ポケモンダブルバトルプレイヤー・ポポちゃんです。
2025年9月は4ヵ月続いた伝説2体環境であるレギュレーションIが終わり、幻ポケモンを加えたレギュレーションJが始まりました。
いよいよ、SV環境がクライマックスを迎え、チャンピオンズの足音が聞こえてまいりました。
今回は2025年8月に開催されたWCSで使用したSunglight構築に改良を加えて1ヵ月ランクマッチに潜った結果、2ROMでR1800オーバーを出す事が出来た構築の紹介になります。
S34実績:TN Q→R1855 153位、TN 賀喜遥香→R1837 209位

非公式大会ステラクラッシュの参加が日程的に個人としては非常に厳しい状況である点、チャンピオンズまで精力的にSVランクマを取り組む意義を私自身が見失ったため、この時期での構築記事の公開に踏み切りました。

今回の構築は端的に言ってしまうと、私がWCSで使ったSunlight with Chien-Pao(パオジアン)構築の改良版になります。
先にWCSの構築記事を読んだ方が、よりこの構築の理解度が深まるはずですので、併せてお読みいただけますと幸いです。

【構築経緯】

WCS構築を動かしている上で気になっていたこと

①パオジアンではほとんどの黒馬に上を取られる
②パオジアンが睨みを効かせていても突撃チョッキを活かせる場面が少ない
③パオジアンの耐久力には難があり、またガオガエンはゴツメよりチョッキ型にして場持ちしてもらう方がありがたいと感じていた
④ミライルナ+ガチグマ構築がしんどい

予想したレギュJ環境

・大してレギュI環境と変わらない
・割って入るとしたら、アルセウスとマギアナ
・パラドックス(特にカミ、カイナ)、4災(特にパオ、イーユイ)、ミラコラがいる今、これらの攻撃に耐えうるだけの性能は上記2体以外難しい
アルセウス→恐らく剣舞神速型、コスモパワー+ボディプレス&アシパ型、たまにプレート裁きの礫型
マギアナ→コノヨと組ませて命がけで交換、黒馬or白馬と組ませて両方止められない
こうした事を踏まえ、パオジアンに代わる以下3点を満たすポケモンがいないか探しました。
①スカーフコノヨや黒馬より早く動ける
②Sunglight構築の課題だった、ランドロス、グラードン、テツノワダチの地面枠対策
③吠えるや吹き飛ばしで流しも可能

そう、アイツが出来たんです。ウネルミナモ。
①古代活性でSブーストすれば、スカーフコノヨも黒馬も素で抜ける。グラードンとのシナジーも高い
②基本上から全員ワンパン可能
③吠えるを覚える
というわけで、ガオガエンにはゴツメ→チョッキに戻してもらい、パオジアン→ウネルミナモに変更する事で①~③の課題はクリアしました。
そうですね、④のミライルナ+原種ガチグマ構築が重いという課題がクリアできていません
「重い」と感じるのを言語化する事にしました。
ミライルナガチグマ構築の場合、私のWCS構築対面だと基本トリックルーム運用をしてきます。
だいたい初手相手はミライルナから入ってきて、ミライドン:ボルチェンからの原種ガチグマ降臨、ルナアーラ:トリルという展開が安定択でした。
それを分かってはいるものの、私のWCS仕様ミライドンの竜の波動ではEF下、C+1状態でも原種ガチグマはワンパンできないという問題点を持っていました。
そこで決断をしました。流星群の採用です。10%の確率で外れるのですが、C+1状態で当たれば確実にワンパン出来る性能なので採用するしかありませんでした。それに、「瞑想で積んできているのにCダウンのデバフが入る流星群を撃ってくるはずがないだろう」というCTS上の心理を逆手に取る事にもなるだろうと考えました。
原種ガチグマがレギュI、レギュJと使用率21位前後と高い採用率である以上、対策としては有効と判断しました。
なお、どうしても原種ガチグマに当ててほしい場面で外したのは1ヵ月のランクマ期間中でたった1度だけで した。
ランクマ最終日、ヤシの木さんの原種ガチグマにC+1流星群を当てて彼のランクマ1位を阻止し絶望させたことも付け加えておきます。彼のツイキャス放送を見たら、私の術中にまんまとハマってくれていました。
また、これまでミライドンは準速135族抜き調整でS実数値188で調整していたのですが、最速アルセウスがS実数値189であることから、せめて同速勝負にはした方がいいという判断のもと、H極振りをやめてS189調整に変更をしています。
今回色違いミライドンが配布されたことで努力値再配分をしなくて済んだのでありがたかったです。

構成員紹介

ミライドン

構築のエース。先発で瞑想しながら耐えて全抜きすることもあれば、グラードンで荒らした場を回収することもあった。色違いミライドンにはニックネームを付ける事が出来なかったので、またもや「こさかな」の称号が付けられなかった。

【WCSからの改良点】
①Sの実数値変更
準速135族抜き調整および最速アルセウスと同速勝負に持ち込むため、準速135族抜き抜き調整(実数値189)に変更。
②竜の波動→流星群に変更
EF下、瞑想1積み流星群で原種ガチグマを確定1発で倒すために採用

グラードン

WCSの調整から特に変える事はなし。
油断したマギアナがテラスを切らずにワンパンで散っていく姿を見届ける事が多かった。

ウルガモス

WCSから引き続き採用の裏エース。
ザマ黒対策必須ウェポン。
最近パオジアンにこごえるかぜやカタストロフィを撃たれる機会が増えた。

ウネルミナモ

調整意図
C:古代活性でSにブーストが掛かり、かつCもそこまで下げる必要がないライン
S:古代活性でSにブーストが掛かり、火力不足にならないライン
H:余り

瞑想パゴス、スカーフコノヨザル、地面枠対策用として採用。
流星群はミライドンが担ってくれるので不要と判断した。
ハイドロスチーム→必須技
ウェザーボール→マギアナやゴリランダーに最後っ屁をかます役割
守る→安定性の増加と場持ち維持の役割
次回、あいオフ構築記事で詳細は記すが、少々ほえる持ちとしては耐久性に欠ける印象だった。

ガオガエン

HB:ザマゼンタのボディプレスを壁込みで耐えるライン
S:同速無振り族を多少抜けるライン
A,D:余り
チョッキを持たせて、対ミライドンに強く出られるように意識。
また時に自分のミライドンがパラボラチャージをしても耐えるので、ガエンはチョッキ持ちが良いと思っている。

オーロンゲ

WCSから特に変更なし。
S振りガオガエンが増えて猫だまし勝負に負け始める事が増えた。

立ち回り解説

基本的にはパオジアン入り構築の時と変わりません。
ただ、レギュJの違いとしてマギアナ入り構築及びアルセウス入り構築に関して解説します。

マギアナ+白馬軸

先発:グラードン+ウネルミナモ
後発:ミライドン+ガオガエン
恐らくだいたいがコノヨザルをマギアナと組ませてきます。
ウネルミナモはハイドロスチームをコノヨザル方向に撃って、コノヨザルだけが無駄死にするのを狙います。だいたいの人はマギアナにテラスを切らず、最上位帯の人だけテラスを切る印象です。
前者の場合はシングルダメージで断崖の剣が当たればマギアナも倒す事が出来ます。
晴れ状態が維持されているので、ガオガエンで白馬も処理可能となります。

アルセウス軸(ノーマルアルセウス)

先発:グラードン+オーロンゲ
後発:ミライドン+ガオガエンorウルガモス
初手剣の舞を積む型がほとんどでしょう。そんな奴には鬼火を撃って弱体化させます。
だいたいのパターンがゴリラと組ませてくるので初手はオーロンゲ→猫だまし、グラードン→鬼火をアルセウスに集中させます。

アルセウス軸(プレートアルセウス)

先発:ミライドン+オーロンゲ
後発:グラードン+ガオガエンorウルガモス
瞑想を積んでくるかコスモパワーを積んでくるかの2択で、更に鬼火搭載型もいます。
ミライドンで基本積んでおけば怖くありません。
ミライドンで意識する事は叩き落とすを持ったガオガエンは早めに処理してしまい、後続のゴリラに猫を撃たせない事になります。

以上となります。
皆さんの参考になれば幸いです!

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