S35 136位、137位/あいオフ TOP32 ティッシュ大戦

こんにちは、あるいはこんばんは。
ポケモンダブルバトルプレイヤーのポポちゃんです。
今回は私も含めてWCS出場者が多く参加した第38回あいオフ(レギュIのみで90人）でTOP32となった未来白馬軸の構築記事になります。
またランクマ S35はメイン136位、サブ137位とまさかの連番となりました。

私自身、このあいオフ以外でステクラ権利を取るだけの都合が合わず、また出場権を獲得しても12/14に東京に行けない事がわかったため、このタイミングで構築記事の公開に踏み切る事にしました。

レンタルチーム：KTVQHL※以前の白馬がD振りではなくC振りでした
構築経緯
構成員紹介
立ち回り解説
ティッシュは選出されなくなったのか

レンタルチーム：KTVQHL※以前の白馬がD振りではなくC振りでした

構築経緯

まず初めに今回の構築記事を読むに当たって、2025年8月に開催されたポケモン世界大会・WCSで使用した構築に関する構築記事、更にはレギュレーションJが始まった2025年9月に使用した、改良版構築に関する記事を読む事を強くお勧めします。

これまで隠密瞑想ミライドンを使っていて窮屈に感じている点は2点あった。
①エルフーンの存在が憎らしい程うっとおしい
＜大嫌いな理由＞
・70%が持つアンコールによって簡単に積ませてもらえない
・名前も耐久もくしゃくしゃに丸まったティッシュ(以下ティッシュ)みたいな癖に、コイツを倒すと裏から強ポケが出てきてしまうジレンマ
・たまにいる襷がむしゃら型は絶滅しろ

②相手地面枠を前に無力化

　環境にどうしても多い、化身ランドロス、ガチグマあとはディンルー対面は何もできない。流星群があるから大丈夫とは言え、しっかり積んで回復した上で臨みたい。

こうなった時に②は水、氷枠でどうにかなるものの、①のティッシュが本当にうっとおしくて仕方なかった。

相手の選出画面にいるだけで萎える。
おいガエンやウルガモスでどうにかなるだろ？って思うだろうけど、ウルガモスもやはり出来るだけ積みたいし、ガエンが選出される事は実は4割以下とそんなに多いわけではない。

どうしたら、あのくしゃくしゃに丸められたティッシュが選出されないか考えた。

アイツだ。白い馬に乗ったヨだ。

白馬がいればあの憎たらしいクシャクシャティッシュが出てこないんじゃないかと思い、白馬とはこれまで全く和解できなかったが頑張って和解活動の一貫で歩み寄る事にしてみた。
大人なんだから歩み寄る事大事。
でも、ティッシュ、お前だけはダメだ。

そして「念には念を入れよ」という事で耐久にも定評があるリキキリンを入れて、ティッシュのアンコールを無力化する事にした。
またリキキリンは「ほえる」を覚えるので積み系のテラパゴスや黒馬、剣舞アルセウスにご退場頂く役割も担っていただいた。

という事で前シーズン、グラードン枠を白馬に、ウネルミナモ枠をリキキリンにしてS35およびあいオフを臨む事にした。

構成員紹介

ミライドン

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1760342878-bI8zxXDv0um3wChVSGtlEKH5.png

構築のエース。
まさかPJCS予選から9か月もの間、ミライドンを使い続けるとは思わなかった。
詳細は以前の構築記事を見てほしい。

白馬バドレックス

ティッシュにプレッシャーを与えるべく降臨させた白いヨ。

どのように調整すればいいか分からず、すいかさん、カ・エールさんがWCSで使っていた白馬を参考にする事にした。
https://note.com/suipoke/n/n929dbb7f1e07

オリジナルはSが低い個体、食べ残しを持たせているが、厳選をまともにしておらず、また食べ残しはウルガモスに持たせたかったのでクリアチャームにした。
デバフをかけてくるガオガエンや嘘泣きティッシュやオーロンゲに対し強気に出られるので結果としては良かったのかもしれない。
壁と合わせて非常に硬かった。

なお、後述するが、それでもティッシュは選出された。
私の9か月はティッシュとの闘いだったのかもしれない。

ウルガモス

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1760343045-mSDtB4b1ly5rpjQ28FkYKEzc.png

WCSから引き続き採用の裏エース。
9月から感じていたが、パオジアンに本当にカタストロフィを撃たれる機会が増えた。

リキキリン

ボックスに余っていた個体。
なぜこの調整にしたのかサッパリ覚えていないのだが、とにかく硬くする事を意識したのではないかと推察する。
メモしとけよ…って話。

手助け→ミライドン、白馬、ウルガモスの威力増強
イカサマ→黒馬や白馬、剣舞アルセウスへの打点
ほえる→積みポケの流し
トリックルーム→本当にトリックルームをした方がいい場面のみ使用

白馬を出しにくいザシオーガ軸などにティッシュがいた場合の選出枠として採用。
裏にリキキリンがいた場合、強気に瞑想を積んで、オーロンゲの裏から出すという動きをしていた。
相手は案の定、アンコールをしてくるので「ざまぁみろ、このティッシュめ！」と心の中で小踊りしていた。
エレキシードと壁のシナジーもあり、本当に硬かった。

ガオガエン

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1760343224-dlUQGFSx8MXLocIhTei6DPHn.png

詳細は先月の構築記事を参照

オーロンゲ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1760343404-pSdnR1gEfbeP4WCrsc2ztkmN.png

WCSから特に変更なし。
9月以上にS振りガオガエンが体感増えた。

立ち回り解説

基本選出

先発:オーロンゲ+ミライドンor白馬バドレックス
後発:ミライドンor白馬バドレックス+ウルガモス

基本はゴリランダーやイエッサンがいない場合はミライドンを先発に、いる場合は白馬を先発にする事になります。
先発が白馬の場合、初めからブンブンブリザードランスをぶん回すのではなく、居座りそうな奴には宿り木を撃ったりしてウルガモスやミライドンが安全に積む事も意識したりしていました。
ハバタクカミやトルネロス対面の場合、白馬方向に挑発を撃ってくる事が多いので、そういう場合は初手から積極的にブリザードランスを撃つようにしていました。

黒馬+ザマゼンタ

先発:オーロンゲ+白馬
後発:ミライドン+ウルガモス

ゴリラやザマゼンタは後からウルガモスで処理出来る事から黒馬を優先的に倒す事を意識します。
またザマゼンタ対面であれば、宿り木を撃って、真綿を絞める戦法で戦います。
なお処理の優先度としては以下になります。
岩オーガポン>黒馬>パオジアン>ザマゼンタ>ゴリランダー
以上となります。
なお、ドーブル入りの場合はミライドン、オーロンゲで入り、猫騙しでタスキを潰して2手目でドーブルを処理する点はグラードン軸と変わりません。
また、パオジアン・カイリューがいる場合は白馬は選出せず、リキキリンを入れてカイリューの神速を無効にするようにしていました。

白馬+ミライドン

先発:オーロンゲ+ミライドン
後発:白馬+ガオガエン

初手猫騙しで白馬を止めつつ瞑想を積みます。
2手目で電気テラスをミライドンに切り、イナズマドライブで白馬を倒す事を優先しましょう。
なお、ランドロス入り構築であれば裏から白馬を出してテラスをランドロスに切らさせる事も意識しました。
倒す優先度は以下の通りです。
白馬>ランドロス>ガオガエン>ミライドン

ミライドン+ルナアーラ+ガチグマ

先発:オーロンゲ+ミライドン
後発:白馬+ガオガエン

オーロンゲの猫騙しをミライドンにしながら、瞑想を積みます。
おそらくルナアーラはトリックルームを張ってくるので、2手目は合わせる形で流星群をミライドン方向に撃てば、交代して出てきたガチグマを粉砕できます。
たまにトリックルームを撃つのを1ターン遅らせる強者もいるので、壁を貼りながらオーロンゲ捨て台詞→ガオガエン降臨でガチグマの火力を削ぎ落とす動きをしていました。
ガチグマを最優先で倒し、もう1度ミライドンが積む機会を作る事が出来れば、勝ちはグッと近づきます。

コライドン+ルナアーラ

先発:オーロンゲ+白馬
後発:ミライドン+ガオガエン

相手はほぼコライドン+ハバタクカミで入って来ます。
初手はリフレクター、ブリザードランスから入ります。
白馬方向に挑発、コライドンはテラスを切ってオーロンゲを処理しに来る事が多いです。
出来る限り両壁を貼る事を意識し、万が一光の壁を貼れなかった場合はミライドンでルナアーラを狩る事を意識します。
あとはパラボラチャージとイナズマドライブをうまく盤面に合わせて撃っていけば勝てる試合になります。裏にガチグマがいる構築であれば、白馬を残す事を意識しましょう。

アルセウス軸

先発:白馬+オーロンゲ
後発:ミライドン+ガオガエンorリキキリン
初手剣の舞を積む型がほとんどでしょう。そんな奴には宿り木を撃ちます。
そこからリキキリンを降臨させ、神速を無効化させます。
フレアドライブ撃ってくる型であってもエレキシードのシナジーも相まって確実に耐える設計になっているのでイカサマを撃って狩るようにします。